突き指を放置すると危ない?対処法と早期通院を進める理由
突き指は誰にでも起こりえる症状で、特にバスケットボールやバレーボールなどの球技スポーツに多いと言われています。
また、軽度の場合は適切な処置を行わず、放置してしまうことがあり、変形を残してしまったり、場合によっては骨折や靭帯損傷を伴うケースも多数あります。
突き指とは
突き指は、その名称の通り、何かを指でつくことで大きな力が加わり起こる指のけがの総称として広く使われています。
突き指の原因
一言に突き指の原因と言っても色々な原因があります。
医学的に考える原因とは
突き指の原因は指先に縦方向の強い外力が加わることで生じます。指には縦方向の外力を緩和する構造がない為、伸筋腱(手の甲側に付く筋)が切れたり、伸筋腱が付着している末節骨の一部が腱に引っ張られ剥がれたり(剥離骨折)することもあります。
日常生活での突き指の原因とは
転倒などで体を支えたところ突き指になるなど日常生活でも起こりえます。
また中高年になってくると軽い外力でも腱を痛めることがあります。
スポーツでの突き指の原因とは
ボールを受け取り損ねて指を痛める、バレーボールのブロック時指が反り返ったなどスポーツでは様々なシーンで起こることがあります。
また足の指にも発生し、サッカーで誤って地面を蹴った時などにも発生します。
突き指の症状
一般的な症状
症状としては、第1関節(DIP関節)の腫脹、や疼痛、伸展障害がみられます。
また、腱や骨の損傷が起こり、第1関節が動かなくなることはマレットフィンガーと呼ばれ、3つに分類されます。
T型 腱断裂:伸筋腱の断裂
U型 剥離骨折:伸筋腱付着部での剥離骨折
V型 関節骨折:末節骨の背側関節面を含む骨折
・変わった症状
突き指は指の靭帯の捻挫や筋を伸ばしたものですが、指を伸ばす腱が切れて、指が垂れ下がり、自力では伸ばせないマレットフィンガーという珍しい症状もあります。
突き指の治療方法
応急処置(RICEのような一般的な応急処置)
突き指をして痛みが強くすぐに治らないというような時には患部の隣の指を支え技の代わりにし、テープで止めて固定します。
まずはR I C E治療(これが全てのケースに当てはまれば記載)
<RICEごとの写真や図表があるとよりイメージしやすい>
基本的にRICE療法(Rest:安静、Icing:冷却、 Compression:圧迫、Elevation:挙上)を行うことが好ましいです。
(もしあれば) aで小ネタ的な応急処置
患部が心臓よりも上に来るようにすると腫れが引きやすくなります
誤った応急処置(×・NGのような視覚的に分かるものがあると良い)
炎症が治っていない時に動かしすぎると逆に症状が悪化することがあるので気をつけてください。
通院処置(*ここでは通院したらどんな治療をするか、事実だけを記載(後段で a)
突き指の治療は一般的に保存療法で行われます。
当院では、受傷直後は3D-MENSとLIPUS治療器を使用し治療を行います。
その後、グラストンを用いて可動制限の解除や組織の癒着を取り除いていきます。
以下は治療法についての説明です。
3D-MENS
微弱な電流を流すことで傷ついた組織の修復を早め、損傷部位の治癒を促進して炎症軽減と痛みを緩和します。
LIPUS治療器
非常に微弱な音波を患部に断続的にあてることで、骨の修復に重要な骨芽細胞を刺激し、骨癒合促進します。
グラストン
ステンレスの棒で筋膜を擦り瘢痕化した組織をときほぐし癒着した組織の可動制限を解放します。
突き指を放置する危険性
突き指を放置する危険性、また応急処置を誤るとどうなるか
突き指を放っておくと変形や機能障害が残る為、早期の対応と固定が必要になります。
また、応急処置を行うことでそのあとの治りが変わってくることもあるので放置せずに処置を行うようにしましょう。
ここで剥離骨折の可能性も?
突き指と思っていたのになかなか痛みが治らないことがあると思います。
そんな時によく起こっているのは剥離骨折です!
剥離骨折とは指を怪我した時に骨が腱に引っ張られて剥がれてしまうことです。
剥離骨折はしっかり治さないと骨が変形してしまうことがあります。
くまはら接骨院では骨の癒合に特化したLIPUSで治療を行いますが、経過観察を超音波観察装置を用いて行っています。起きている症状などによっても違うので確認が必要になります。
まずは通院(ここで初めて検知→適切な治療ができることを明示)
小ネタでケアの重要度(いわゆるリハビリ)にも触れる。継続して通院するメリット等。どれくらいの期間を費やして治療をするか目安感があると良い
固定中も関節周りの靭帯、腱の癒着が起きてくる為その後のリハビリも大切になります。
くまはら接骨院の強み
<機器観点>
くまはら接骨院ではマイクロカレントという電気と超音波治療を用いて治療します。これらの機器は組織修復を早めてくれます。
<技術観点>
くまはら接骨院ではスポーツマッサージを施し深層筋にアプローチすることで早期復帰が可能です。
店舗情報
くまはら接骨院・入間院
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埼玉県入間市豊岡1-5-32 武蔵野ビル1F
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満車の場合は受付へお声掛け下さい。
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